怒りを上手にマネジメントする方法でストレスをためない!

怒りを上手にマネジメントする方法でストレスをためない!

仕事のデキる男、女性が魅力的だなと思う紳士は、人前で感情的に振る舞うものではありません。しかし社会人ともなれば仕事でもそれ以外でも、想定外のことにイライラしてストレスを感じる局面も少なくないでしょう。

怒りの感情を上手くコントロールし、対人関係を円滑にするにはどうしたらよいでしょうか。

怒りはコントロールできる

怒りはコントロールできる

怒りの感情をコントロールする「アンガーマネジメント」という言葉があります。これはアメリカで誕生した言葉で、怒りの感情を管理するというものです。これは怒らないようにするということではなく、自分の怒りの感情と上手に付き合いながらコントロールしていくというものです。

仕事上でもそれ以外でも、社会人ともなれば怒りやストレスと向き合わなければならないことは少なからず有り得るものです。メンタル部分の自己管理も自然と求められてくるものではないでしょうか。

実は怒りというのは自分が持つ感情の中でも、管理が難しいものなのです。例えば「声を荒らげる」、「相手に怒鳴りつける」、「舌打ちをする」、「怒ってテーブルを叩く」、「ドアを叩きつけるように閉める」など、これらは怒りの感情がコントロールできずに引き起こされてしまうことなのです。

怒りという感情について理解する

怒りの感情は自分自身が少し気をつけることで、ある程度コントロールすることができます。それは怒りを抑え込む、我慢するといったことではありません。

怒りという感情は、脳がアドレナリンの分泌を命じることによって起きるものです。自律神経に働きかけ、ストレスを受けることで心拍数が上がり攻撃的な感情が生まれるのです。

ホルモンバランスが崩れると体調を崩しやすくなったり、気分が落ち込みやすくなるものですよね。怒りという感情もホルモンが関係しているので、イライラが治まらない場合はまず自分の体調に変化がないかを知ることが大切です。例えば風邪を引いているとイライラしやすくなったりしますよね。

体調管理をすることでストレスの管理にも繋がるものです。自分の身体のメカニズムをよく理解すれば、怒りという感情をある程度コントロールできますよ。

湧き上がる怒りの対処法

湧き上がる怒りの対処法

「ムカついた」「カチンときた」……まさに怒りに直面した時はカッとなってしまいやすいものです。

元々体調不良でホルモンバランスが崩れていたり、仕事などがうまく捗らずイライラしやすい時などに、周りの人のちょっとした態度や些細な一言が引き金になって、怒りの感情が爆発してしまう――自分のことではないにしても、そういった場面に出くわした経験のある人も多いでしょう。

それだけ実際によくありがちなパターンですし、誰しも陥りやすい感情のコントロールミスです。そうならないためにも、どのようなことが効果的でしょうか。

怒りは10秒待ってからそっと吐き出す

まず、一番のオススメは「ワンクッション入れる」ということ。怒りを人にぶつけそうになってしまったら、一呼吸入れましょう。深呼吸をするのもいいですね。

「怒りは10秒待ってからそっと吐き出すとよい」と言われていますが、まずはこれを実践するだけでかなり気持ちが変わるでしょう。

人に何か不快なことを言われたりすると反射的につい言い返してしまうものですが、それはさらなる怒りを生みやすいものです。「10秒」置くことで、人は冷静に立ち戻れるものです。その10秒の間にゆっくりと深呼吸し、その怒りは本当にぶつけてよいものなのかを考えましょう。大抵の場合、「ここで感情的になるのは得策ではない」と思い直せるものではないでしょうか。

物理的な距離を置く

相手と自分との間に「物理的な距離を置く」ということも対処法のひとつ。つまり、相手に怒りをぶつけそうになるなら、自分からその場を去り相手を見ないようにするということです。実際に相手と距離を置くことで感情を爆発させずに済むということです。

また逆に、自分が心から信頼できる人と一緒にいることも対処法と言えます。好きな人、一緒にいて安心できる人が傍にいると、感情をコントロールしやすくなります。他にも、あえて部下を連れて歩くことで自分が取り乱さないようにするという考え方もあります。

このように、相手を視界から遮るようにしたり、または第三者と一緒にいることにより「ワンクッション」とすることで、怒りの感情を周りへぶつけることを避けられるのです。

文字にして紙に書き出す

同じく手っ取り早く怒りを処理する方法としては、文字にして書き出すというやり方があります。人に話を聞いてもらうということも言葉にするという点では同じですが、これにはそうしてもらうための相手が必要ですよね。

紙に書き出すということは自分一人ですぐにできることであり、余計な口出しや意見を聞いて更なるストレスを溜めずに済むというのが利点。人に見せるわけではないのですから、きれいな文章にする必要はありませんので、いらない紙にでも負の感情はひたすら書き出してしまいましょう。

気をつけたいのはSNSやブログなど、ネット上への書き込みはすべきではないということ。これは他の人を不快にさせるだけでなく、そういう書き込みをすることで自分自身の価値を下げる行為になります。

過去の書き込みを自分で見てまた怒りが再燃するのも望ましいものではありません。いやな感情は紙の上に吐き出し、その紙も破って捨ててしまえば人に見られることはありませんし、不思議と気持ちが楽になるものですよ。

怒りの感情にはマネジメントが必要

怒りの感情にはマネジメントが必要

大人になれば、怒りやストレスを失くしてしまうことはできません。その感情とどう付き合っていくかが課題になります。怒りとストレスを消化できずにただ黙って耐えることは、自分の精神を崩壊させてしまいかねません。

若い人が過労死するというニュースも散見されるように、身体に著しく負担がかかるほどの怒りとストレスは自分自身を痛めつけてしまうものです。特に日本では「我慢する」ということが美しいとされる風潮ですし、我慢ができない人は信用されないといった考えも定着しているものです。

しかし自分自身をきちんとマネジメントすると考えて、「NO」と言う勇気も必要です。出来ないこと、やりたくないことを断ってもいいのだと、自分自身を赦してあげましょう。

セロトニンで落ち着きを取り戻す

不可抗力で溜まってしまうストレスは、できる限り長引かせずに発散させておきたいものです。イライラしている時は脳内でアドレナリンが過剰になり、これによって攻撃的になりやすい状態です。

セロトニンという落ち着きを取り戻すホルモンを分泌されることで、ストレスは軽減できます。セロトニン分泌の即効性があるものとしては、温かい飲み物が効果的です。

「お茶を飲んでホッと一息」という言葉も頷けるものです。イライラが治まらない時などは、温かいお茶やコーヒーで休息を取ることを忘れずにいたいものです。

怒りは極度に我慢するべきではない

また、怒りは無理に抑え込むものでもありません。相手にぶつけることは避けるべきですが、極度に我慢することは誤りです。

人に意見をする際、または部下に注意をする際も、冷静に落ち着いて相手に伝えましょう。怒る時は正しいやり方で怒るようにすればよいのです。感情的に相手を怒鳴りつければ、相手も不快感を露わにして言い返してくるでしょうし、周りにもいやな思いをさせてしまいます。
何よりも、そういったことをしてしまえば、自分自身も周りから白い目で見られることになってしまいますよね。

怒る際は「なぜ自分が怒っているのか」を明確に提示した上で「このように正してほしい」ということを伝えて、話し合う姿勢を保ちましょう。冷静に対処することで、周囲からのあなたの評価が上がるものです。

怒りのコントロールには「客観視」が重要

怒りのコントロールには「客観視」が重要

相手とのやり取りで怒りをぶつけそうになったら、ワンクッション入れたり、紙に書き出すとよいといったことをお伝えしました。これらは自分を客観視するためによいとされているのです。「客観視する」というのは感情のコントロールに不可欠な要素なのです。

自分を受け入れる

怒りとストレスは常に比例するものですよね。他人に対する怒りだけでなく、自分に対する怒りもストレスを生んでしまうのです。「どうして同じことをまた失敗してしまうんだろう」、「周りの人はちゃんとできているのに、なぜ自分だけができないんだろう」など、自分に対する怒りは自分を追い詰めてしまいます。

ワンクッション入れることで冷静になれたのなら、自分を分析するチャンスと思いましょう。「自分はここが弱いのだな」、「自分は周りについていくのが遅いほうなのだ」と受け入れるのです。

自己否定を続ければストレスは溜まる一方です。自分の弱さをまずは自分が受け入れましょう。自分こそ、自分の一番の理解者で一番の味方です。

相手も受け入れる

同じように、少しだけ他人も客観視するようにしてみましょう。「この人はなんでこんな言い方をするのだろう」、「どうしてこんな簡単なこともできないんだろう」と怒りの感情が高まる時こそ、一拍置いて考えましょう。

「いつもこういう言い方をする人なんだな」、「覚えるのに時間がかかる人なんだな」と客観的に捉えることで、自分の感情をある程度コントロールできるようになります。

他人を変えることはできなくとも、自分が変わることで自分自身の気持ちに変化をつけることができます。嫌いな人と何でも分かり合うのは難しいものですが、自分が考え方を改めることで、ストレスを軽減することはできるということです。

まとめ

大人の男性でも、怒りやストレスを全く感じないわけではありませんよね。それを恥じる必要はありませんし、無理に抑制しようとするとかえってストレスを溜めることになりかねません。

怒りを感じる自分を受け入れて、その感情と上手に付き合っていきましょう。